仮想通貨ウォレットの役割っていまいちよく分からないんだけど
普通の財布と同じだよ!じゃあ今回はウォレットの種類や役割を解説するね!
仮想通貨(暗号資産)ウォレットとは?
仮想通貨ウォレット(以後、ウォレット)とは、その名の通り財布のようなもので、仮想通貨やNFTなどを管理するためのアプリのようなものです。
ウォレット自体には様々な形態がありますが、ここではメタバースをプレイする際に利用されているウォレットについて解説します。
メタバース毎に必要なウォレットが異なるため、プレイ前に必ずチェックしてくださいね。
ウォレットと言う響きが、ビットコインなどの仮想通貨だけを管理するアプリと思われがちですが、メタバース内で使うNFTアイテムなどもデジタルデータとして管理できるのが仮想通貨ウォレットです。
メタバースとウォレットが連携する事で自分の持つアイテムやゲーム内の土地などが取引可能となります。
また、将来的に多くの人が当たり前のようにウォレットを持つようになる時代が来ると言われていますので、この機会に是非体験してくださいね!
ウォレットの種類
ウォレットは一般的に5種類に分類できると言われていますが、ここではメタバースで利用するためのウォレットについて解説します。
ただし国内メタバースか海外メタバースかによっても条件が変わり、どのブロックチェーンを使ったメタバースかによっても必要なウォレットが変わってくるため、ここでは一番オーソドックスな形でご紹介します。
NFT取引用ウォレットとは?
NFT取引用に使うウォレットは主にGoogle Chromeなどのブラウザ拡張機能として利用できたり、スマホアプリなどで利用するものが一般的です。
使い方としては、メタバースの公式サイトやNFTマーケットプレイスで連携することにより仮想通貨やNFTの取引が出来るようになります。
プレイする上でのウォレットの役割について
メタバースをプレイする上で、ウォレットがどのような役割になっているかを全体図にて解説しています。
プレイ予定のメタバース内で使われる仮想通貨(以後、メタバーストークン)が国内の仮想通貨取引所で取り扱っていない場合、取扱種類が多い海外の仮想通貨取引所で指定のメタバーストークンへ交換する必要があるため、2つのパターンでご説明します。
トークンが国内仮想通貨取引所で取扱いがなく、海外仮想通貨取引所で交換が必要な場合
国内仮想通貨取引所でメタバーストークンの取扱いがない場合、取扱いがある海外仮想通貨取引所で交換する必要があります。
この交換自体も仮想通貨同士で取引するため、まずは国内の仮想通貨取引所で日本円からビットコインやイーサリアムなどのメジャーな仮想通貨を購入し、その後NFT用ウォレットを通して(または国内の仮想通貨取引所から直接)海外仮想通貨取引所にてメタバーストークンへ交換する流れとなります。
2021年12月時点では、殆どの場合、こちらのパターンになります。
例1:メタバースをプレイする上での仮想通貨の流れ

例2:メタバースをプレイする上での仮想通貨の流れ

トークンが国内仮想通貨取引所で取扱いがある場合
国内仮想通貨取引所でメタバーストークンの取扱いがある場合は下記のような流れになります。
例3:メタバースをプレイする上での仮想通貨の全体フロー

おすすめNFT取引用ウォレット
現在あるメタバースプロジェクトは、殆どがイーサリアムベースのブロックチェーン上で作られています。
そこでイーサリアム系仮想通貨ウォレットのMetaMask(メタマスク)と、イーサリアム系以外のウォレットで最近人気のPhantom(ファントム)をご紹介させていただきます。
MetaMask(メタマスク) のご紹介
MetaMaskは、世界中で利用されているイーサリアム及びイーサリアム互換ネットワークに対応した仮想通貨ウォレットです。
2021年11月時点で2000万人以上の月間アクティブユーザーを有し、今も驚異的なペースでユーザー数を増やし続けています。
MetaMaskへの登録方法などは、下記記事で詳しく紹介しています。

Phantom(ファントム)のご紹介
もうひとつメタバースでよく使われるのが、Solanaネットワーク系の仮想通貨ウォレット【Phantom】です。
最近Solanaで開発されるメタバースが増えてきた事に伴い、Phantomを使う機会も増えてきています。
MetaMaskと同じく、簡単に利用できるのが特徴です。

まとめ
- メタバースをプレイする上ではウォレットは必須
- ウォレットはメタバース毎に使えるものが異なる
- メタバースが開発されたブロックチェーンでウォレットも変わる
- イーサリアム系のMetaMaskは殆どのタイトルで対応している