元々約4000万ダウンロードされたスマホ向け2Dゲームを、NFT利用ができるよう新たにリリースされたスクエアエニックスやソフトバンクなどの大企業も出資する大注目のメタバースです。
独自通貨SAND(サンド)を利用して、土地、アイテム・アート作品、3Dゲームなどを制作・売買できる、いわゆる何でも出来る自由系メタバースになります。
特徴としてはプレイヤーが自作できるモノ作りを重視しており、簡単に3Dオブジェクトを作成出来る無料ツールやプログラミング知識なしでも3Dゲームが作れる無料ツールを用意するなど、非常にユーザーフレンドリーな作りとなっています。
稼ぐという事だけにフォーカスするのではなく、本来の目的である「楽しくプレイできる」要素が詰まったビックタイトルです。
- 2022年3月3日よりアルファ版シーズン2開始
- プレイだけなら基本無料
- Play to Earnだけでなく、UGC to Earnを重要視
- モノ作り(UGC)用無料ツールが充実

The Sandbox(サンドボックス)とは?
世界中の企業が大型投資する非常に注目度の高いメタバースです。
メタバース内では様々なモノを自作できるようになっており、そのための無料ツールが非常に充実しています。
もちろん、自作したものはNFTとしてマーケットプレイスで販売することも可能で、Play to Earn(プレイして稼ぐ)だけでなく、UGC to Earn(自作して稼ぐ)色が強いメタバースです。
またビジュアルとしては、マインクラフトのようなボクセルアートのアバターが特徴で好みが分かれるところですが、プレイしていると独特の世界観に引き込まれる魅力があります。
是非一度体験してほしいタイトルです。
2022年3月3日よりアルファ版シーズン2開始
公式より発表があり、2022年3月3日よりアルファ版シーズン2が開始されます。
正式リリース前のテスト版になりますが、アルファ版シーズン1も多くの方がプレイを楽しんでいました。
詳しくは公式ツイッターなどで最新情報をチェックして事前登録をしてくださいね。
特徴
ユーザー生成コンテンツ(UGC)を重視
The Sandbox内で利用出来るユーザー生成コンテンツ(UGC:User Generated Content)の制作に重きを置いており、そのための制作用無料ツールが充実しています。
無料ツールは難しい知識がなくても自作できるよう考えられているため、プロのクリエイターでなくても容易に自作することが出来ます。
もちろん自作したUGCはNFTとしてマーケットプレイスで販売可能なので、モノ作りが好きな人にとってはハマり度が高くなっています。
経済活動が活発になるような仕組み
他の大作メタバース同様、The Sandboxもメタバース内経済システムが整備されており、自作したUGCをNFTとしてマーケットプレイスで販売する事や土地の売買などで利益を上げるなど、The Sandbox内で経済活動が完結出来ます。
また多数参加している企業の広報活動の一環として、ゲーム内トークンSANDの配布などもあるため、無料でプレイしながら稼ぐ事も可能な仕様です。
今後様々な発展が見込まれるため、公式ツイッターなどで要チェックです。
3Dゲームが簡単に作れる
Sandbox Game Makerという無料ツールを使う事により、プログラミングの知識がなくても3Dゲームが簡単に作れるようになっています。
また作ったゲームを自分の土地(LAND)に設置し、入場料収入を得ることも可能になっています。
UGC無料ツール
The Sandboxでは、プレイヤーがUGCを自作するための無料ツールが用意されています。
Game Maker(ゲームメイカー)
Game Makerは3Dゲームをプログラミングの知識なしに簡単に作成できる無料ツールです。
後述するVoxEditで作成した3Dオブジェクト(ASSETs)を取り込み3Dゲームとして生成できます。
VoxEdit(ボックスエディット)
VoxEditは3Dオブジェクトを作成するツールになり、それらの3DオブジェクトはASSETs(アセット)と呼ばれます。
またVoxEditで作成できるASSETsには下記のカテゴリーがあります。
Entity(エンティティ)
- コンピューターが操作するNPC(non player character)
- 例えばゲームで利用する野生動物、魔物、行商人など
Equipment(エクイップメント)
- プレイヤーの装備品
- 仮面、剣、盾など
Wearable(ウェアラブル)
- プレイヤーの装飾品
- Tシャツ、ジーンズ、靴、帽子など
Art(アート)
- 視覚的な装飾アイテム全般
- 絵画、彫像、ランドマークなど
Blocks(ブロックス)
- 土地などの景観を変えるための環境ブロック
- 水、泥、砂など
NFTマーケットプレイス
The Sandbox内ではゲーム内にNFTマーケットプレイスがあり、そこで土地(LAND)や装備などのASSETsをNFTとして取引出来ます。
土地(LAND)に関しては外部マーケットプレイス「OpenSea」での取引になり、SAND(サンド)またはEthereum(イーサリアム)を使って購入することが可能です。
土地以外のASSETsはThe Sandbox内で取引可能です。
LAND(ランド:土地NFT)
The Sandbox内には上限166,464個のParcel(パーセル:区画)が存在し、そのParcelの事をLANDと呼びます。
LANDは1区画96m×96mの大きさになり、その大きさによって名称が変わります。
- LAND(ランド):Map上の基本的なボックスユニットになり1区画の名称です。
- ESTATE(エステート):複数のLANDが集まったユニットをESTATEと呼びます。
基本情報まとめ
評価 | |
---|---|
動作環境 | PC(2022年後半にモバイル版ローンチ予定) |
トークン | SAND(サンド) |
トークン取扱い取引所 | Binance、Bybit、Hotbit、Uniswap |
ブロックチェーン | イーサリアム |
対応ウォレット | MetaMask、Bitski、Venly(公式推奨) |
NFT | ASSETs、自作Game、LAND |
プレー開始日 | 正式版ローンチは2022年以降を予定 |
NFTマーケットプレイス | The Sandbox内、コインチェックNFT(β版)、OpenSea |
プレー代 | 無料 |
日本語対応 | あり |
運営元 | TSB Gaming Ltd |
公式サイトURL | https://www.sandbox.game/jp/ |
*情報公開前や不明な箇所は空欄
トークン(通貨)について
The Sandboxでは、メタバース内トークンとしてSAND(サンド)が流通しています。
SANDトークンとは?
SANDトークンはThe Sandbox内で使うトークンで、マーケットプレイスでのLANDやASSETsの取引などで利用します。
またSANDはガバナンストークンとしても利用されるため、保有額に応じてThe Sandbox DAO(The Sandboxの運営指針を決定する自立型組織)の議決権(投票権のようなもの)も付与されます。
プレイする事が目的であれば、最初はガバナンストークンとしてのSANDはあまり気にしなくても良いと思います。
NFTなどの売買に利用する通貨としての意味合いだけでなく、株式会社の株券のような役割をもっており、所有する割合に応じて所属するゲーム内団体の議決事項に投票できる権利を有するトークン。
SANDトークンの利用例
- 土地(LAND)や装備などのASSETs売買
- 土地の入場料
- The Sandbox DAOの議決権
SANDトークンの現在価格は?
SANDトークンの現在価格は下記より確認できます。
SANDトークンの入手方法
- 海外の仮想通貨取引所で入手
LAND(ランド)とは?
いわゆる土地のNFTの事です。
NFT(Non-Fungible Token)とは日本語で非代替性トークンの事で、SANDと同じようにトークンの一種になります。
SANDを使ってLANDを購入します。
なおOpenSeaなどの外部NFTマーケットプレイスではイーサリアムで購入することも可能です。
LANDの利用例
- 土地にゲームなどをセットし入場料収入を得る
- 土地を貸し出して賃貸料を得る
- 土地売買でキャピタルゲインを得る
キャンペーン・お得情報
公式発表のキャンペーンやお得情報は速報性の高い情報が多いため、メタナビ公式LINEにて配信しております。
メタナビ公式LINEは無料にてご利用できますので是非友達登録をお願いします。
始め方・登録方法
ここではThe Sandboxの始め方を解説します。
なお、2022年1月時点では正式リリース前のため、事前登録のみ受付中です。
ゲームプレイは出来ませんがNFTマーケットプレイスでの取引は可能です。
- ウォレット登録のみでプレイ可能
ウォレット連携して登録
The Sandboxはウォレット連携だけで登録が完了します。
ウォレット連携は必要ですが、資金が入ってなくても問題ありません。
数種類のウォレットが利用出来ますが、ここではMetaMask(メタマスク)で連携する場合を解説いたします。

STEP1:トップページの【サインイン】をクリック
The Sandboxトップページの画面右上にある【サインイン】をクリック
STEP2:ログイン方法の選択
【次で続行:MetaMask】をクリックします。
STEP3:ウォレットパスワードを入力
MetaMaskのパスワードを入力して【ロック解除】をクリックします。
STEP4:ウォレット接続アカウントの確認
アカウント情報を確認後、【次へ】をクリックします。
STEP5:ウォレット接続開始
再度アカウント情報を確認し【接続】をクリックしてウォレット接続を完了します。
STEP6:メールとニックネームの入力
メールアドレスとニックネームを入力し最後に【続行】をクリックしてください。
なお、ニックネームはローマ字で入力します。
STEP7:ウォレット署名
署名の要求画面が表示されたら【署名】をクリックします。
STEP8:Game Makerパスワードの設定
3Dゲームを作ることが出来るGame Makerのパスワードを設定します。
パスワードを入力し最後に【保存】をクリックしてください。
もしGame Makerなんて使わない!という方は【スキップ】をクリックしてくださいね。
以上で登録は完了となります。
引き続きアバターの作成方法を解説します。
アバターの作成方法
2022年1月時点でプレイは出来ませんが、アバターを作ることは可能なため、アルファシーズン2が開始されてから焦らないためにも、The Sandbox登録時にアバターも一緒に作成する事をおすすめします。
それでは、アバター作成の解説です。
アバター作成画面へ
トップページ左に表示されている【CREATE】をクリックして、【Avatar】を選択してください。
アバター作成開始
【Create Avatar】をクリックします。
アバターパーツ選択
Avatar Creatorの左メニューを変えながら、服装や容姿などを変更し、最後に画面右下の【Save changes】をクリックして保存してください。
これでアバターが完成しました。
まとめ
- モノ作りが好きな人には特におすすめメタバース
- 他にも色々な遊び方を見つけるのが楽しそう
- 企業参入が多いためイベントの充実はとても魅力